Googleの直営店「Google Store 表参道」が2026年8月13日 14時にオープンしました。
Google Storeは全世界でアメリカに10店舗が展開中で、Google Store 表参道は米国外に展開するGoogle Storeとしては1号店であると同時に、日本国内での旗艦店です。
今回はメディア向けの内覧会に参加する機会を得ましたので、Google Storeの店内や各サービスをご紹介していきます。
モダンな内装とアーティスティックな展示

Google Store 表参道の店内は木目調の什器やアールを取った照明など、全体的にモダンな雰囲気です。
暖色系の照明も相まってショールーム然というよりも「ゆっくり、Googleのデバイスやサービスを体験する場所」として設計されています。
実は店舗の広さも米国のGoogle Storeよりも広く、ここ表参道を含む11店舗のGoogle Storeで最も広いそうです。
オープンからしばらくは混雑が予想されますが、以降はかなりゆったりとした中でGoogle Pixelを始め、Googleデバイス・サービスについて知って試して購入の体験ができそうです。

Google Store 表参道に入ってすぐに場所には、Google Pixel 11シリーズをイメージしたアーティスティックな展示もあります。
例えばアメリカのグレートキャニオンのような、赤茶けた岩肌や砂をイメージした中にCanyonカラーのGoogle Pixel 11 Proが置かれていたりと、各カラーの元になった風景、自然を連想させる展示がなされています。

この展示の上にある木のモチーフはオリーブ。
花もよーく見ると造花なんですが、これに使われているファブリックはGoogleの製品を作る際に余ったモノ、リサイクルで回収したものを再利用して作られています。
この花に限らず、Google Store表参道の様々な部分でGoogleの製品が再利用されています。要注目です。
1F … Googleデバイスとサービスの体験・購入

Google Store 表参道の1Fはいわば「ショッピング」のフロア。
売場には複数台のデスクに、最新のGoogleデバイスがところせましと並んでいます。
もちろん8月12日から予約注文が始まったGoogle Pixel 11シリーズも多数展示されています。展示されるデバイスは現行デバイスとのことで、現在はスマートフォンは「Google Pixel 11シリーズ」と「Google Pixel 10a」、スマートウォッチは「Google Pixel Watch 5」、それ以外だとワイヤレスイヤホンの「Google Pixel Buds 2シリーズ」やフィットネストラッカーの「Google Fitbit air」など。

Google Pixelシリーズも「たださわる」だけでなく、Geminiを利用した様々な便利機能を体験できるブースもあります。
最近だと「Gemini Spark」など、ただ質問をするだけでなくスマートフォンの色々な操作の自動化といった便利な機能も充実してきており、これを実際に体験することができます。
もちろん、Geminiに精通したスタッフも常駐しているので「こんなシチュエーションだったら、こんな風にGeminiに話しかけると、実はこんなこともできるんです」といったデモンストレーションや質問への回答もしてくれます。

もちろんGoogleデバイスだけでなく、専用のアクセサリの展示も充実。
Made by GoogleだけでなくMade for Googleのアクセサリもあるので、どれも在庫があればその場で購入できます。
ちなみにGoogle Storeでの支払い方法は現金、クレジットカード、Paidy、そしてストアクレジットが利用できます。
各種電子マネーやバーコード決済には非対応となる点は注意が必要です。
2F – Googleが描く未来を体感できる「Pixel Studio」
続いて2Fへ。こちらは「Pixel Studio」と題し、Googleが提供する様々なAIサービスを体験できるアトラクションのようなフロアです。

Gemini Boothでは誰でも手軽にイラストや写真を生成できると話題になったNano BananaやVeoを利用し、プリクラ感覚で自分の写真に加工した画像を作成することができます。
作成したデータはそのままプリントアウトもしてくれるので「スマートフォンケースの裏に挟み込んだりしてください!」とのこと。(筆者は写真に撮られるのがとにかく苦手なので遠慮しましたが……)

こちらは「Project Genie」の体験ブース。簡単なプロンプトから仮想世界を生成し、実際にその中を動き回ってみることができます。体験時間はだいたい1分ほどですが、内覧会だったので何度か試したものの意外と思った通りの世界にならなかったりもして、これがまたなんだかおもしろい。
上手にイメージした仮想世界が生成されたときは気持ちよさもあります。
他にもPixel 11 Proで対応した120倍ズームを体験できるブースや、自撮りからアバターを作成するブースなどもあり、それぞれ体験時間もそこまでかからないので「ちょっと暇つぶし」で寄ってみても十分に楽しめそうです。

さらに2FではGoogleグッズの販売ブースも。
豆皿や箸置きはGoogle Store 表参道の限定グッズ。ボールペンもカラーリングは日本法人で選んだカラーとのこと。マグカップも「日本人向けのサイズ」と、実はどれも実質日本限定!ともいえるようなものばかり。
Googleグッズはなかなか買える場所ももらえる場所も少ないので、前々から欲しかった人も多いはず。お土産にも丁度いいものが多いので、東京土産としても、技術者系のイベントへの手土産にも丁度よさそうです。
B1F – Here to Help、Googleデバイスの困ったを解決

地下1Fは「Here to help」と名付けられたサポートコーナーです。
修理は故障内容と修理部材の都合にもよりますが、最短当日中の修理完了が可能。修理対象はスマートフォンであればGoogle Pixel 6a以降、スマートウォッチであればGoogle Pixel Watch 4以降。
それ以前のモデルについては”応相談”とのことですが、修理に限らずGoogle Pixelに特化したサポートコーナーは今までに存在しなかったので、ここがあるというだけでもGoogle Pixelを安心して選ぶ理由になりそうです。
修理については「Googleが規定する修理費用」が発生します。有償の保証サービス「Pixel Care」に加入していればそれも適用されます。
注意点としては「携帯電話会社が提供する補償サービスは適用不可」ということ。Here to helpでもPixel Careの加入状態の確認と併せ、どこで購入したかのヒアリングを実施、携帯電話会社の保証サービスに加入している可能性についても案内してくれるそうです。
それと購入された国についても「原則、日本国内で購入されたGoogle Pixelに限る」とのことで、海外で購入したGoogle Pixelについては修理が行えない場合があるそうです。
例えば同じGoogle Pixel 11でも日本向けと海外向けとで型番が異なり、それによって使われているパーツが異なり修理が
また修理以外にも新たに購入したGoogle Pixelらのセットアップのお手伝いや、購入に向けた相談についてもこのフロアで専門スタッフが行ってくれます。
ただ、こちらも「携帯電話事業者の契約受付」はできないため、本体代も含めた月々の料金の見直しや、eSIMの再発行が必要になった場合は案内できないといった注意点が存在します。
なお修理サポートについてはGoogle StoreのWebページより予約が可能です。
空きがあれば即時受付も可能とのことですが、だいたい修理相談は混雑するので前もって予約してからの来店がスムーズでいいでしょう。
日本初のGoogle Store、ここからPixelファンを増やせるか
Google Pixelって僕の主観ではすでに「Androidの代名詞」になっていると思ってます。
大昔だったらこのポジションはソニーのXperia、サムスンのGalaxyでしたが、今はAndroidといえばGoogle Pixelでしょう。

「Welcome to Google Store」というよりも、Google Storeが最終的に目指すところは「Welcome to Google EcoSystem」だと筆者は考えています。
ここ数年で最もGoogle Pixelを認知させるきっかけになった「消しゴムマジック」はすでに多くのメーカーの写真編集機能に当たり前に搭載されるようになっています。つまるところ次の「Google Pixelってなんかすげぇ!」を体感してもらう場所として、Google Pixelのファンを創造する施設として機能してくれるかが、Google Store 表参道の課題ではないでしょうか。
個人的にはApple一辺倒の市場はもう飽き飽きしているので、Google Store 表参道が市場の起爆剤になってくれるといいなと考えています。
▼Google Store 表参道
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前4-30-3 東急プラザ表参道「オモカド」1F
※オモカドの建物内からはGoogle Store 表参道には入れないので注意
公共交通機関でのアクセスは、東京メトロ 副都心線・千代田線の「明治神宮前<原宿>駅」が最寄り。
5番出口から出ると最も近いです。